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主に風花雪月の育成や攻略メモ

【風花雪月】ローレンツ育成論

はじめまして!ここではFE(ファイアーエムブレム)の攻略・育成メモ・育成論などを書いていきます。自分用のメモ半分記事半分でやっていくのでよろしくお願いします!

 

初回はみんな大好きローレンツの育成論です。想定環境は金鹿学級のDLCあり、難易度ルナティックでやっていきます。引継ぎで技能を伸ばすのはなし、技能&兵種経験値稼ぎはありです。

 

ローレンツ=ヘルマン=グロスタール

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~ユニット情報~

得意技能:槍術 理学 馬術

苦手技能:格闘

成長率 :HP 55% 力 40% 魔力 40% 技 45% 速さ 40% 幸運 25% 守備 30% 魔防 40% 魅力 35%(合計350)

個人スキル:名門貴族(騎士団配備時、与えるダメージ+2)

所持紋章:グロスタールの小紋章(魔法使用時、まれに威力上昇)

主な戦技:氷槍(槍C+) 旋風槍(槍D)

主な魔法:ライナロック(理学B) アグネアの矢(理学A) 

 

ローレンツの特徴

ユニット情報からわかるローレンツの特徴は

①物理魔法の両刀適性

②戦技「氷槍」と高威力魔法

③守備・速さが低め

④HP・魔防が高い

 といったところでしょうか。1つずつ見ていきましょう。

まず①の両刀適性について。力と魔力がどちらも40%となっています。経験する兵種によって多少の増減はありますが、どちらかが極端に低くなるということはないでしょう。また個人スキルの「名門貴族」は物理、魔法、計略の全てに対応しています。ならどっちの道も好きに選べるのかと言えば実はそうでもありません。この40%という数値は決して高いものではなく、どちらかに寄せるとその道一本のユニットとの比較に悩まされることになります。それならばと両刀向けの兵種を目指しても「氷槍」や高威力魔法の存在から魔道士寄りの運用になりがちなので、物理面にもうまく役割を持たせることが重要になります。

次に②ですが、ローレンツは魔法攻撃かつ技の値によって威力が上がる戦技「氷槍」を槍C+と比較的早い段階で覚えます。槍の威力や特効を乗せて魔法を撃つようなもので、槍Dで覚える「旋風槍」と使い分けることで序盤から高い攻撃力が持てます。第2部に入るとHPが50以上のソードマスターやパラディングラップラーが出現します。「氷槍」でこれらの敵を倒せる魔力、技が確保できればかなり広く役割が持てるようになるのでこの2つは意識して育てましょう。特にグラップラーは「魔殺し」で自身の弱点の魔法を対策していますが、「氷槍」はあくまで槍なのでこれを貫通できます。またローレンツは「ライナロック」「アグネアの矢」の2つの高威力魔法を習得します。魔道士型で育成する場合は特に重要で、速さの低いローレンツはこれがないと敵を倒しきれず、削り役で終わってしまうことが増えます。「氷槍」をメインで使っていると使う機会は多少減りますが、ローレンツが目指す最終兵種がダークナイトの場合、パラディンと違って移動が7のため射程2の高威力魔法は結構重宝します。

③の速さについては難易度ルナティックだと育て方によってはフォートレスに魔法で追撃が取れないラインです。フォートレスはHPが高く「氷槍」1発ではまず倒せないため、基礎ボーナスなどを駆使してなるべく速さがヘタレないようにする必要があります。守備については、実は魔道士として見ればそこそこあるほうなのですが、やはり前線に出すには物足りない数値です。幸いHPは高いので、こちらも基礎ボーナスで補うことで剣なら中盤以降も追撃ありであっても1度くらい耐えられる耐久を得られます。

ローレンツを育てるにあたって欲しい基礎ボーナスの兵種は以下の期待値から

 Lv10の時の期待値

HP33 力11 魔力10 技10 速さ10 幸運7 守備8 魔防9 魅力6

Lv20の時の期待値(中級職でのボーナスを受けた数値)

HP39 力15 魔力15 技16 速さ15 幸運10 守備15 魔防14 魅力10

※貴族→修道士→メイジで育成

 兵種       必要技能     基礎値

盗賊      剣C    (技11 速さ11)

アーマーナイト 斧C 重装D (守備12)

フォートレス  斧B 重装B  (力17 守備17)

ウォーリア   斧A    (力19)

ウォーロック  理学A   (魔防15)

になります。Lv10までに剣をD+、斧をCまで素振りで稼いで、自習で重装をE+まで上げましょう。アーマーナイトに合格したら低レベルクエストに壊れた斧を持って出撃して囲まれることで重装と斧を同時に稼げます。ウォーロックは魔道士で育成している場合は技能が足りていると思いますが、槍をメインに使っている場合は足りないと思うのでその場合は副官育成で理学を鍛えましょう。

最後に④のHP、魔防についてです。 HP55%、魔防40%は前衛としてはかなり高く、ルナティックでもダメージを受けつつも魔法受けをこなせる数値です。さらに魔道士型の敵は守備が低いことが多いので手槍で受けて反撃ダメージを稼いだり、再移動可能な兵種なら次のターンに槍で攻撃して再移動で位置取りをするなんてこともできます。

 

~育成論~

ここから本題の育成論に入ります。

上記の特徴から、ローレンツを活躍させるために押さえておく点は

①「氷槍」や魔法のための魔力を維持しつつ物理の役割も持たせる

②最低でもフォートレスに追撃が取れる速さを確保する

③高いHP・魔防を活かし、魔道士相手に強く出れるようにする

であると言えます。それらをふまえて考えた育成論がこちら

 

信仰育成型ダークナイト

f:id:canon02:20210714192210j:plain~育成チャート~

貴族→修道士→メイジ→トリックスターダークナイト

 技能:槍術S+ 理学A+ 馬術A 指揮B 剣術B 信仰B

スキル:槍術Lv5 理学Lv5 槍の達人 魔神の一撃 聖盾

騎士団エドマンド辺境兵

 武装:鋼の槍+ 勇者の槍 ホースキラー+ 破裂の槍 魔封じの盾

 副官:フェルディナント(アーマーナイト

 

「氷槍」のための魔力の確保のため中級までは魔道士型で育成します。通常ならさらに魔力を伸ばすためウォーロックダークナイトと進むところですが、この育成論では上級兵種帯はトリックスターで過ごします。上級をトリックスターにする利点は

・移動力5で回数半分とはいえ魔法が使える

・技15%、速さ20%、魔防5%の成長率補正が受けられる

・上級兵種であろう第1部後半~第2部前半を歩兵で過ごせる

の3点です。ローレンツは射程3以上の魔法を覚えないので、上級職をウォーロックで過ごす場合、テュルソスの杖なしだと移動力4・射程2となってしまい他の味方と足並みが揃わなくなる可能性があります。ならばとパラディンにすると、クラススキルで「氷槍」の威力は上がりますが、魔法が丸々使えなくなる他、上級兵種で臨むことになるであろう「ガルグ=マク籠城戦」「アリル奇襲戦」が騎馬兵種に厳しいマップとなっているので活躍が難しくなってしまいます。その点トリックスターなら歩兵で魔法が使え、移動力も上がり、これらの問題をすべてクリアできます。さらに、「ドローミの鎖環」(移動+1&再移動付与)を持たせることで移動が6になり、再移動と合わせてテュルソスの杖と同等とはいかないまでもカドゥケウスの杖を持っているくらいの小回りが得られます。

成長率補正は言わずもがな。ヘタレると困る速さを補強します。最終節のフリーマップで出てくる敵フォートレス(攻速19)に盾を持った状態で追撃が発生したので、必要な速さは確保できていると言っていいでしょう。

その他にも信仰をBまで鍛えてあるので「Mシールド」が使えたり、魔防に5%の成長補正があるのでより魔法盾を目指しやすくなったりといった利点があります。反面、魔力の補正が無くなるのでトリックスターの間は少々魔力がヘタレやすくなります。Lv20までの魔力の伸びに不安がある場合は成長吟味するかウォーロックに変更した方が良いでしょう。

 

~スキルについて~

スキルについては「氷槍」を活かすために「槍術Lv5」「槍の達人」「魔神の一撃」は必須。「理学Lv5」は魔法命中を安定させることが目的なので槍の命中も上がる「命中+20」に変えても良いのですが、剣・信仰に加え基礎ボーナスのために斧・重装を稼ぎで鍛えているので、苦手ではないとはいえさらに弓を鍛え、兵種マスターするのは大変と思い、ここでは見送りました。「聖盾」は魔法に徹底的に強くするために採用。「魔封じの盾」や副官ガードと合わせることで、一般兵相手なら追撃込みでもダメージをほとんど食らわなくなります。

~装備・騎士団・副官について~

まずは装備について。普段使いする武器は戦技中心で戦うため耐久の高い「鋼の槍+」や「三日月の鎌」がおすすめです。シルヴァンをスカウトしている場合は外伝報酬で入手できる「破裂の槍」を耐久の高い敵用に持たせておくと使い勝手がさらに良くなります。「ホースキラー+」はパラディンやグレートナイト、ダークナイト等の騎馬系対策です。氷槍に乗せることでほとんどの場合で1撃で倒せます。

「勇者の槍」は対魔道士用の装備で、両刀型であることを活かすことができるこの型の核となる装備です。騎士団を「エドマンド辺境兵」にすることで武器での通常攻撃の命中も安定するようにしています。「魔封じの盾」とフェルディナントでの副官ガードで受けて、返しのターンで撃破して再移動で位置取りをするのが対魔道士の基本的な立ち回りになります。

上でさらっと触れましたが、副官は威力上昇支援のフェルディナント。種類は追撃を取られることが多いため副官ガードです。速さを鍛えたとはいえ、ルナティックの敵の速さは尋常ではなく、弓兵や魔道士ですら終盤は攻速30後半がざらで、まず追撃されます。守備が心もとないローレンツにとってはぜひとも配備しておきたいところです。

 

ここまでテュルソスの杖無しでの運用を前提にしてきましたが、テュルソス有りだとスキルや騎士団がちょっと変わります。具体的には「聖盾」と「エドマンド辺境兵」が「命中+20」と「グロスタール騎兵」に変わります。聖盾・命中・魔防の振り分けが変わっただけで役割や数値的には大きな変化はないので、部隊の装備・騎士団次第ではこちらもありです。

 

いかがだったでしょうか。使った感じ、ペガサス系やウォーマスター以外は大体1人で倒せたのでかなり強く育てられたんじゃないかと思います。途中もメイジまではリシテア等女性魔道士に比べると微妙ですが、上級になってからはドローミの鎖環のおかげもあっていい感じに差別化できました。

育成論にまとめるのは初めてだったので、拙いところはあるかと思いますが、何かの参考になれば幸いです。それではまた次回m(__)m